住宅ローンが払えなくなったらご相談ください

query_builder 2022/05/12
戸建て売却マンション売却土地売却住宅ローン
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住宅ローンの返済期間は20年~35年などの長期間になる事が一般的なので返済期間中に病気やケガ、転職や倒産、離婚など様々な理由で返済が難しくなることが有ります。こういったことは本人の意思とは関係なくやってきますので早めに対応策を決めて行動あるのみです。


そんな時の対処方法は次の通りです。


1.売却


住宅ローンの支払いが苦しくなった時の基本的な対処方法は売却することです。但し、売却代金で住宅ローンが完済できること、若しくは不足分を自己資金で埋め合わせる事が条件になります。



2.リスケ(リスケジュール)


住宅ローンの返済が難しいのが一時的な理由であることがハッキリしている場合や売却しないで何とか頑張りたいときは、銀行に相談して一時的に金利だけの支払いに変更したり、返済期間を延長して毎月の返済額を減らすなどの対応を求めることも一つの方法です。ですが銀行から断られる場合があります。


3.団体信用生命保険


病気などの場合、住宅ローンの団体信用生命保険が使える場合が有ります。この保険は基本的に債務者が死亡した時に保険金が出て住宅ローンの返済に充当し残された家族に住宅ローンを残さないためのモノなのですが現在は三大疾病対応など対応範囲が広がっていますのでご自身の保険がどの様な補償なのか確認してください。


4.借り換え


最近は少なくなってきましたが以前は、最初の高い金利のまま支払っている方も多くいました。そういった場合は借り換えをすることで金利分のメリットが有ります。これは返済に困ってなくてもお勧めしたい事です。方法としては①住宅ローンを借りている金融機関に相談する。②他の金融機関に相談する。どちらの場合も費用が掛かるので、必要経費と金利差のメリットを良く比べて判断してください。


一般的にメリットがあるケースは、
①金利差が1%以上ある
②返済期間が10年以上残っている
③残債が1000万円以上ある
このような場合と言われていますので参考まで。


5.リースバックやリバースモーゲージ


リースバックは家を売却後に買主から賃貸住宅として借りて、以後は借主として住み続ける方法です。将来的に家を買い戻す特約を付ける事も出来ます。ちなみにこの場合の家賃は少々高めになることが有るようです。
リバースモーゲージは今の家を担保にしてお金を借りる手法です。特徴は、毎月の返済が金利だけで良い事です。元金は貴方が亡くなった後、ご自宅を売却して返済するので高齢者の生活資金捻出に使用されることがあります。これを利用して住宅ローンからリバースモーゲージに切り替え毎月の金利だけを支払います。但し、住宅ローン残高が多い場合や若い方には向かないようです。


6.任意売却


ここまでの方法が使えない場合、住宅ローンの支払いが出来なくなって最終的に不動産競売で売却となってしまう事もあります。そうなる前の一手として任意売却があります。
任意売却(こちらでも解説しています。)は金融機関等の債権者の協力を得て住宅ローンを一部残して売却することです。通常、住宅ローンは完済しないと不動産の売却は出来ませんので金融機関の協力が必要になるのです。任意売却は経験がある不動産業者でないとスムーズに進まないことも有りますので良く見極めて依頼してください。不動産競売ついてはこちらの記事も一緒にどうぞ。



7.個人再生


住宅ローン以外のマイカーローンやカードローン等の債務を圧縮して再生を目指す民事再生法に従った手法です。住宅ローンの支払いはそのままなので、家にはそのまま住み続けることができますが住宅ローン自体が払えない場合は使うことが出来ません。


8.自己破産


最終手段は自己破産です。免責許可まで得られればローンなどの返済義務は無くなります。

任意売却・個人再生・自己破産などの方法は、その後一定期間は新たな借入が出来なくなるなどデメリットもありますので、どの方法が良いのか慎重に選択する必要が有ります。

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